前身となる「全国観光時間表」から50周年、
通巻600号をむかえる「JR時刻表」を記念
定期列車への装着は日本初、今年開業75周年を迎える矢島駅と共にアピール

2013年4月11日

2013年4月11日 秋田県の第三セクター 由利高原鉄道株式会社(本社 秋田県由利本荘市 矢島町七日町字羽坂21番地2、代表取締役社長 春田啓郎、以下 同鉄道)は、時刻表50周年記念の特製ヘッドマークを赤い新車YR-3002に装着した列車を2013年5月3日より30日まで運行する事を発表しました。この特製ヘッドマークを定期列車に装着するのは由利高原鉄道が全国初となります。

交通新聞社が発行する「JR時刻表」は、全国の旅行者や鉄道ファンに親しまれており、前身となる「全国観光時間表」から50周年、通巻600号をむかえました。由利高原鉄道は国鉄改革により国鉄 矢島線から変身を遂げましたが、JR時刻表も弘済出版社の「大時刻表」から変身をしており、ルーツに共通点があると言えます。由利高原鉄道の春田啓郎社長は鉄道ファンで、学生時代は時刻表を使い全国の鉄道を乗り歩いた事もあり、今回の定期列車装着につながりました。特製ヘッドマークは赤色が基調のため、装着する車両は今年3月に運行が開始された赤い新車 YR-3002に白羽の矢が立ちました。赤は秋田県旗の色でもあるため、秋田にふさわしい組み合わせと言えます。

また、同鉄道矢島駅は今年で75周年を迎えるため、このヘッドマーク装着により鉄道史ファンの注目も期待されます。社長の春田啓郎は「お世話になった時刻表が50周年を迎えるのは感慨深い。ぜひ多数の鉄道ファンの方に撮影や乗りに来ていただき、沿線で食事や宿泊をすることで地域経済を活性化させて欲しい」と言います。

以上

時刻表50周年HMYR-3002装着イメージ
写真は合成によるヘッドマーク装着イメージ(緑色のYR3001に装着する場合もあります)

YR-3002について見る

時刻表50周年記念HMと時刻表600号
時刻表50周年記念ヘッドマークと、JR時刻表 600号記念特別号(クリックすると拡大)
ヘッドマークは総アルミ製、直径約80cm、重さ6kg

由利高原鉄道とは

由利高原鉄道(鳥海山ろく線)は昭和60年 第一次廃止対象線区であった国鉄矢島線を引き継ぐ第三セクター鉄道として誕生しました。日本海に面する秋田県由利本荘市の羽後本荘駅から鳥海山の麓である矢島駅までの全長23.0kmの路線で、地域の方々からは公募で決まった「おばこ号」の愛称で親しまれています。観光客からは東北屈指の名山「鳥海山」を仰ぎながら、美田地帯を子吉川に沿って走る素朴で懐かしい車窓と、秋田おばこ姿のアテンダントが人気です。前郷駅では旅客鉄道としては珍しい「タブレット交換」を見る事もでき、これが本州では残り2線区(全国では3線区)のみとなったため鉄道ファンの注目も集まっています。

 

本社 秋田県由利本荘市 矢島町七日町字羽坂21番地2、代表取締役社長 春田啓郎

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報道関係の方のお問い合せ先:

由利高原鉄道株式会社 代表取締役社長 春田啓郎

Tel:0184-56-2736 Fax:0184-56-2850

 

由利高原鉄道アテンダントぶろぐ

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