本ジオラマの定期公開は終了いたしました。団体様などには対応いたしますのでお問い合わせください。
このジオラマは矢島駅にて10月31日まで毎日 11:30-12:00 に展示運転されています。時間外はご覧いただけませんのでご注意ください。
矢島駅開業75周年記念月間にて展示される由利高原鉄道Nゲージジオラマ。秋田在住の模型作家 伊藤幸正 先生の手により快調に製作されています!
このページでは、製作過程をご紹介して参ります。
久保田駅建設中
国鉄矢島線から由利高原鉄道になった後に設置された久保田駅。小さな小さな駅舎です。これを150分の1にギュッと縮めて建設中です。ぜひ本物の久保田駅と見比べてみてください。(久保田駅は色が塗り替えられていますが、模型は設置当時の色を再現しています)
久保田駅 その2
模型の久保田、とても小さいのです。手のひらの6分の1も無い大きさ。使い込まれた感じに仕上げられていますので、実際の風景にも溶け込みます。
久保田駅 その3
駅から鳥海山が良く見えますが地味で小さな久保田駅。これが伊藤先生の手にかかると、生き生きとした主張を始めます。写真はかなり拡大していますが、看板の文字は1mmも無いものもあります。味わい深く精密に作られているのです。
前郷駅
次は何だろうと思ったら、なんと前郷駅の旧駅舎!玄関の風雪除けが印象的な建物がどんどん形になっていきます。
前郷駅
桜の木も置かれ、雰囲気が出て来ました。現在の前郷駅はこちらです
鮎川小学校の校舎たち
なんと、鮎川小学校も作られています。
矢島駅
そして、今回の主役、矢島駅です。こちらももちろん旧駅舎。75年前に操業した当時からの駅舎です。
台枠完成!
地面となる台枠も完成しました。これから造成工事に入ります。
配線の穴あけ
まずは配線工事。穴あけをしていきます。
試運転
試運転には秋田を代表するスーパーこまちがやってきました。
トンネル
トンネルもしっかりと作られています。
全体図
これが構想段階の全体図。少し変わっていますが、子吉川を2回渡る路線の特徴が凝縮されています
地球創世記
滝
上流に滝を設けました。まだ白濁しているので、
ジオラマ三種の神器
木材集積場
子吉川
河川工事、水入れ中とその後の画像です。
波立つ子吉川
子吉川が乾いてくれましたので「波入れ」
山の植林
4・
巨大ミミズ出現!?
突然巨大ミミズが出現!と思いきや・・・
矢島駅の賑わい
ラストスパート
後半の子吉川も乾燥し、ラストスパートに入りました。
パステルで表現
今回のオマケはパンパステルの使用方法、
(先生、確かに設定は春ですが杉花粉まで表現するとは、やりスギ!?)
久保田駅の仕上げ
久保田駅周辺も仕上げ段階。子吉川の清流、桜並木などが表現されました。
これは・・何!?
伊藤先生は突然、こんな物を描きましたツチノコの様な、沖縄シーサーのような・・・・何なんでしょう?どうもいろいろと仕掛けを考えているようです(^^)
つちのこ、シーサーの正体はこれでした
沖縄シーサーの正体は「鯉のぼり」でした。
菜の花畑
ついに完成
感動の入線
さらに・・!?
最終日 10月31日に公開予定だそうです。お楽しみに!!!
矢島駅75周年月間
このジオラマは10月31日まで 矢島駅にて毎日 11:30-12:00 展示運転されます。
模型作家 伊藤幸正氏
1958年生まれ。小さいころ近所の商店から30円で買ったスバル360のプラモデルからスタートして模型歴は半世紀。ヤンチャな青年時代を過ごし、大手精密機器メーカーに勤務しながらも「感動を与える作品を作りたい、ひとが喜ぶ顔がを見たい」との一心で独立、50歳からのジオラマ作家デビューを果たす。
口コミで評判が広まり、2009年12月~2010年2月までJR大曲駅の開業105周年記念ジオラマ展、2010年年末にはJR田沢湖駅の鉄道祭で個展を開くなど、地元の秋田県を中心に精力的に活動。
作品はジオラマだけでなく昆虫模型から自動車、鉄道模型まで幅広くこなす。特に人物が絡んだ作品ではちょっと懐かしい、優しい気持ちになるストーリーが織り込まれるのが魅力。
伊藤先生の精密かつユニークな作品の数々はこちらをご覧ください
矢島駅開業75周年記念月間
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