昼を過ぎる頃から鳥海山は雲で隠れてしまった。まぁそれでも晴れてはいたので田圃や初夏の情景を撮っていたが夕陽に輝く鳥海山を見たいと思っていた。このまま鳥海が見えなかったらなにせ遠いんで早々に帰ろうと思っていた。そうこうして帰ろうと仕上げの温泉に入り出てみてふと見ると雲がなくなっている・・・。すぐに曲沢へ向かって18時の交換の列車を待った。あと30分遅くくればいいのになぁ・・・なんて思いつつもエロくなってきた光線の中を駈けゆく列車を追った。由利鉄のラストショット。再訪を誓いつつ、遥か遠い自宅への帰途についた・・・。
2010年5月30日 由利高原鉄道鳥海山ろく線 曲沢-黒沢 【ブログ さすらいびとの子守唄より】